巨人のお話といえば、「ジャックと豆の木」、「ガリバー旅行記」などが有名です。
アニメ好きなら、「進撃の巨人」も忘れてはなりません😊
お話によって巨人像は違いますが、大体が悪役、人間の敵として描かれています。
そんな物語のなかの巨人が、太古の昔この地球に実在していたとしたら、現代人にとっては宇宙人の存在と同じくらいカルチャーショックではないでしょうか。
ですが、巨人の存在を裏付ける痕跡は、世界中からたくさん見つかっています。
今回も私は、至ってマジメで本気です。笑
物語として読んでください😊
巨神
日本の神話
日本には古くから、各地で伝承される巨神がいます。
ジブリ作品「もののけ姫」にも登場する生命の神さま「デイダラボッチ」のモデルとなった、ダイダラボッチもその一つ。
ダイダラボッチは、元々は国造りの神に対する巨人信仰で、その土地の山や湖を造ったという伝承があります。
それは古事記で日本の国を生んだ神さま、イザナギとイザナミとも繋がります。
神は霊的存在ですが、世界中の神話では、神の肉化(人間の姿で現れる)が語られます。
それは一体、どんな姿でどんな存在だったのでしょうか。
(神話には暗号めいた節もあり、比喩的表現も多くありますが、ここでは深堀りしないことにします。)
古事記は一般に日本最古の歴史書とされ、そこにはたくさんの神さまが登場し、それぞれの物語が展開されます。
肉化した神さまたちですからそれはもう、超人ばかり。笑
しかし超人といってもこれら神さまを我々人間サイズで想像すると、どうしても物語の域を超えることが出来ず、何か違和感を感じます。
ですが神さまを巨人サイズにしてみると、意外にもリアルな絵になったりするのです。
聖書の神話
西洋の巨神といえば旧約聖書「創世記」、外典「エノク書」などに登場するネフィリムです。
地上に増えた人の娘の美しさを見て、地上に降りた神の子(堕天使)らがそれぞれ気に入った娘を妻にした。
そうして神の子と人の娘の間に生まれたのがネフィリムであった。《創世記.第6章1-4節》
ネフィリムには「(天から)落ちてきた者たち」という意味があります。
創世記では、大昔の名高い英雄と記されていますが、エノク書では体長1350mの巨人で、食物を食べつくし共食いまでも始める、それは野蛮人のように描かれます。
そして堕天使と人間の混血種であるネフィリムは、霊の子ではなく肉の子であり、その魂は悪霊だと記されています。
地上の人間を見張る役を神から担っていた天使たちは、人と通じることを固く禁じられていたにも関わらず、それを破り堕天使となりました。
神の子とされていながらも欲を抱き、色欲に勝てなかった一部の天使たち。
そして、それを受け入れた人の子は、ネフィリムという穢れた巨人を生み出したのです。
やがて堕天使たちの行いとネフィリムの野蛮行為の数々は、天の大神の怒りにふれ、この世の大地は一掃されました。
それがノアの箱舟で語られる大洪水で、堕天使は永遠の裁きを受け、ネフィリムは絶滅したと記されます。
シュメールの神話
世界最古の都市文明と言われるメソポタミア文明は、突如この地に現れたシュメール人によって、生み出されました。
シュメール人のルーツは現在も不明ですが、高度な知識と技術があったようです。
シュメール神話には、アヌンナキという神々が登場します。
アヌンナキには「天空から舞い降りた人々」という意味がありますが、ネフィリムと何か重なるところがありますね。
アヌンナキは宇宙からの訪問者で人間の創造主だと説くのは、シュメール文明を研究するゼカリアシッチンです。
彼はシュメール遺跡から見つかった粘土板を、独自に分析、解読しました。
それによるとアヌンナキは、金を探しに地球にやってきた地球外生命体で、その採掘を助ける労働者としてこの地球に人間を創ったようです。
詳しくは(宇宙人が関与していたかもしれない⁈人類起源と古代文明の謎)参照して下さい。
人間の存在目的が金を採掘すための労働者だなんて、現代社会で生きる私たちへの皮肉でしょうか。
アヌンナキの身長は3m~10mと記されているので、シュメールの神もやはり巨神のようです。
巨大生物
人類の誕生より遥か昔、生命は海で誕生しました。
バクテリアです。
バクテリアが海のなかで最初に進化したのが、シアノバクテリア<藍藻(らんそう)>。
藍藻は、光合成(二酸化炭素を取り入れて酸素を放出する)を用いて生存する植物の原型となります。
そうした植物の原型たちは進化しながらやがて大地へと上陸しました。
原始の地球はこれら植物の進化繁栄により、酸素濃度の高い星になったのです。
さて地球史を振り返ると、古代の地球には現代では想像もつかない巨大生物が存在しました。
約3億年前の石炭紀からペルム紀は、昆虫類が巨大化した時代です。
30㎝の長いハネをもつトンボや、2mのヤスデ、50㎝のゴキブリなど、巨大昆虫が化石で見つかっています。
酸素濃度の高い古代の地球は、生き物の成長を加速させました。
私たちが知っている地球史上最も大きな生物は、恐竜です。
恐竜は約1億6.400万年もの間、この地球に生息していたことが、見つかった骨などから知られています。
なかでもアルゼンチノサウルスという恐竜は、体長40m、体重90tという最大級の大きさです。
これら巨大生物は、現代の私たちにとってはもはや想像の生き物ですが、地球の歴史上、確かに存在していたということは皆が承知しています。
ならばそれが巨人だったらどうでしょうか。
実は世界各地から骨や足跡など、300体以上の巨人と思われる化石が見つかっています。
多くは体の一部分ですが、サイズが巨人の物ではないかと推測されています。
<エジプトで発見された96cmの指>
(画像引用:karapaia.com)
今や探せば巨人らしき骨の画像は、たくさん出てきます。
ハッキリ言ってフェイク画像もたくさん存在するでしょう。
それでも全てを嘘としてしまうのは、これまでのUFOや宇宙人と同じ扱いになってしまいます。
事実、各国の政府は、これまで隠し続けていたUFOについて、その存在を認め出しました。
アメリカは、「UFOが、宇宙人の乗り物とする証拠はない。」としながらも、飛行物体の不可解な動きについて言及されると「説明は難しい。」と言っています。
アメリカが、説明のつかない脅威の物体を黙認するはずはなく、宇宙人の乗り物でないのであればそれこそ大問題です。
きっと公表出来ない、なにか真実があるのでしょう。
常識は権力者によって都合よく作られています。
常識の世界から抜け出すと、世界はとても広く可能性が広がります。
巨人の存在もいつか公になる日が、くるかもしれません😊
巨木
原始の時代から存在する植物の繁栄は、やがて昆虫や爬虫類などの生き物を巨大化させるほどでした。
では木や草花それら植物の大きさは、どれくらいあったのでしょうか。
それは現代に生きる私たちからは、想像もつかない大きさだったと推測できます。
そこで不思議なのは、巨大生物が化石として発見されても巨木の化石が見つからないことです。
木や植物も一般に石化します。
パワーストーンでも人気の珪化木や、燃料として使われる石炭も木の化石です。
<珪化木>
なのに、見つかっていない。
そこで、常識の世界から抜け出してみます🌝
するとそれはあまりにも自然に、我々の身近に存在していました。
世界の岩山を俯瞰してみて下さい。
その多くが切り株や折れた木の残骸に見えるではないですか。
<世界の岩山>
<切り株>
岩山には、柱状節理、板状節理、方状摂理、放射状節理など様々な節理が見られます。
- 節理とは、岩体に出来る一定の規則性のある割れ目で、両側にズレのないものをいう。
- 節理は、溶岩やマグマが冷却する際に生じる現象。
なかでも特に多く見られる柱状節理は、6角形(5角形や4角形もある)の柱状の割れ目です。
<柱状節理:塩俵の断崖>
(画像引用:ながさき旅ネット)
そこで疑問なのが、あの四方八方にドロドロと流れるマグマに、こういった規則性が本当に生じるのか?ということです。
この疑問は、EdenMediaさんの動画「この地球に山や森は存在しない前編:後編」から広がりました。
そこで語られているのが、柱状節理なる現象は植物の繊維に多く見られるということです。
なかでも麻の繊維の画像は有名で、顕微鏡で拡大すると6角形や5角形の綺麗な節理が見られます。
そして、私たち人間の髪の毛にも同様の節理が見られることは、とても興味深いです。
同じく興味がある人は調べてみて下さい。
(集合体恐怖症の人は嫌かもしれないので、自己責任でお願いします。)
節理はマグマが生み出したものではなく、植物の構造が石化して出来たもの。
このシンプルな考え方に、私はとても納得するのです。
世界の岩山の殆どは太古の大木だったかもしれない。
そんな可能性が出てきました。
そこで注目するのが、テーブル山、メサと呼ばれる岩山です。
いずれも山頂が平らになっている岩山です。
<テーブル山、メサ>
これが木や植物であるならば、まるで何かの道具を使って切ったような、そんな切り口です。
アメリカにあるデビルスタワーもメサ山で有名ですが、切り株そのものに見えますね。
<デビルスタワー>
では、誰がこの巨大植物、巨木を切ったのでしょうか。
これが切り株なら、そこには私たちの常識を超えた巨大な何かが、存在したのです。
真実は隠すことが出来ても、地球史に起きた痕跡を全て隠すことは、本当に可能なのでしょうか。
ヒントはやはり、この地球上にあるのではないか?と感じます。
巨石
世界には様々な生物が、そのまま石化したような巨石や岩山が、たくさん存在します。
<アイスランド(ヘイマエイ島):エレファントロック>
<タイ(ナーガの洞窟):大蛇の岩>
<タイ:スリーホエールロック>
他にも探せばたくさん出てくる、これら生物を思わす巨大岩山は、一体何なのでしょうか。
自然が生み出した、偶然の産物?
我々地球の生物は死後そのまま放置されると、細菌や微生物などによって内臓や軟部組織から分解され、腐敗します。
なので化石として残っても、骨や殻などの硬い部分が殆どです。
生物が死後、そのままの姿いわゆるミイラ化石になるには、一定の条件と長い長い年月が必要です。
その条件とは、
- 死んで直ぐ埋葬される。
- 水に浸される。
- 地殻変動のない場所。
- 無酸素状態の維持。
要は死んですぐ、地殻変動のない海底や泥のなかに、長い間埋まり続けることです。
もしも古代に巨大生物たちが居て、それらをミイラ化石にする、そんな条件を満たす事柄があるとしたら、やはりネフィリムを一掃したあの大洪水しかありません。
では滅ぼされた巨人たちの亡骸は一体どこに消えたのでしょうか。
その答えもまた、巨木の切り株同様、我々の身近にありながら上手く隠されているのかもしれません。
生物の形をした岩山のなかには、やはり人の形を思わすものもたくさん存在します。
EdenMdeaさんの動画この地球の石は生きていた(2019)で詳しく紹介されています。
(難しい話はさておき、早く巨人の岩山の画像が見たい方は、動画の36:36までスキップして下さい)
これら巨大な岩山たちが、太古の昔生きて動いていたかもしれない、そんな光景を想うだけで私はワクワクします😊
巨像
巨像恐怖症は、そびえ立つ大きなものに対して不安や恐怖を感じる恐怖症の一つです。
私は特に大仏などの巨大な人型に強烈な恐怖心が起こります。
時には、夜空に浮かぶオリオン座が巨人の姿に見えてゾワッとすることもあります😅
それでも何故か見たくなる、近づきたくなる。
巨像には恐いながらも何か魅かれてしまう、そんな不思議な魅力があるのです。
そこで気付いたのが、この恐れは恐怖ではなく、畏敬(いけい)の畏(おそ)れであるということ。
畏敬とは、畏れ多く思うほどに相手を敬う気持ちです。
私の怖いもの見たさは、まさにこれでした。
古代の遺跡から近代建造物まで、世界には多数の巨像が存在します。
その多くが神や仏、また王や賢者など神格化された人物です。
しかしそこにも支配者たちの印象操作があることを忘れてはなりません。
視覚的にも感覚的にも、スケールの大きさに価値を見るのが、この物質世界です。
山や海、大地や宙など、自然の大きさには神性を感じます。
巨木や巨石を祀るように対象人物を巨像にすることで、その者(物)に神性を見出すのです。
巨像に対する畏敬の念は、太古の文明時代から支配する者たちが人々に刷り込んだ、人間心理の1つとも言えるのです。
巨人
この地球上に巨大な生物が存在したことは明らかです。
それは生き物が巨大化するであろう環境があったから。
そこで疑問になるのが、
- そんな太古の地球に人間は存在できたのか。
- 巨人が存在したとして、それは人間といえるのか。
まず1つめですが、太古の地球環境に、人間の身体が耐えれるとは思えません。
それだけ我々人間の肉体は、この地球環境に適していないのです。
その点からもダーウィンの進化論には疑問が生じます。
人間が猿から進化したのなら、この地球で生きる上でこの肉体の弱さは進化ではなく、退化になるのではないかと感じるからです。
逆に、肉体の退化こそが知性の発達ゆえの進化だと考えるなら、その進化の速さはまさに驚異的といえます。
やはり人間は猿からの進化系ではなく、何者かの手によって造られた存在なのだと考えるのが自然ではないでしょうか。
肉体は霊的存在の単なる器であり、炭素で出来た肉の器です。
そこに霊的存在が宿ることで、器は人間になる。
その過程では巨人のような大きな器も生まれた、そんな可能性もあるのです。
もしかしたら巨人サイズの器が先に出来上がり、後に今の人間サイズが誕生したとも考えられます。
超人である巨人なら、それこそ太古の環境にも耐えられたかもしれません。
そして2つめ、もしもこの世界に巨人が存在したとして、重要なのはそこに宿る者の正体です。
宿る者によっては、巨神にも魔王にも聖者にも、ただの怪物にもなり得る。
そしてそれは私たち人間にも言えることなのです。
あなたは、私は、本当は何者なのでしょうか。
ここまでお付き合いくださり、ありがとうございます💗
私は実際に巨人を見たことがないので、想像力をフルにして調べました。笑
ですが、小人には遭遇したことがあるので(その話はまたいつか😊)なのでこの世界は、思っている以上に何でも有りの世界なのかもしれません。