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地球上で繰り返される生物大量絶滅!人類の未来はどうなる⁉

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地球が誕生して約46億年。
この長い間地球には、天変地異が何度も訪れました。

死と再生を繰り返す地球。
そしてそのなかを生き延び、進化を繋いできた生命たち。
しかし絶滅してしまった生物たちもたくさんいます。

私たち人類にもいつか、同じように絶滅の危機が訪れるのでしょうか。

生命の誕生

はじめに、現在分かっているまたは推測されている地球誕生から生命の誕生と進化について、コンパクトにまとめてみました。

地球が誕生したのは約46億年前。
原始の地球は溶岩の海で摂氏1200度の灼熱地獄でした。
それから何千万年もの間隕石が降り注ぎ太陽からの放射線と有害な大気で、生命が誕生することなど奇跡でしかないような光景だったと想像できます。
しかし億年の時を経て地球の温度は徐々に下がりはじめます。

「隕石が水分と生命の源となるアミノ酸を地球に運んだ」という説もありますが」、何にしても奇跡か偶然かこの地球に海ができその中で生命が誕生しました。

それは約38億年前のこと、誕生したのは微生物である単細胞のバクテリアです。
後に変化したシアノバクテリア(藍藻)は、海の中で太陽の光から養分を作る光合成を用いて酸素を作り出しました。

シアノバクテリアが作り出した酸素は、生命の進化を促し海の中ではいろいろな生物が誕生しました。
しかし太陽からの紫外線は生物にとって有害なもので、まだまだ生き物は陸に上がることは出来ませんでした。

しかし海の中でシアノバクテリアが作り出した酸素は、長い時をかけどんどんと増え続けていき次第に大気へと広がりはじめました。
そして太陽からくる紫外線と反応し成層圏でオゾン層を作り出しました。

オゾン層は地球にとって、宇宙からの有害物質を吸収するバリアの役目を果たすことになります。
これにより生き物は陸上へと進化を広げていきます。

まず陸上に上がったのは植物、その後昆虫類が続きます。
海では天敵に追われた一部の魚類は川へと活動を広げます。
海水から淡水へとまた川での環境に適応するため、魚類の構造も変化と進化をしていきます。
脊椎と四股の他に目が大きくなったことで視力と脳が発達したと言われています。

そして約3億8000万年前、陸上で生きる脊椎動物としての初まりである両生類が誕生しました。
この両生類から温血動物である哺乳類と、冷血動物である爬虫類へと進化が進んでいきます。
そして爬虫類からは恐竜が誕生しました。



幾度となく訪れる生命絶滅の危機

シアノバクテリアが誕生してから地球は2度「凍結状態」となりました。
しかし地表を覆う氷の割れ目から覗く太陽の光、一部で続く火山活動の地熱で温められた海水などにより、生命は生き延びることが出来ました。
そしてその後も火山噴火や地殻変動、隕石の衝突など生命は何度も絶滅の危機にあいます。

過去、地球で起きた大量絶滅 ビッグ5

約4億5000万年前/オルドビス記

海中では骨格をもつ多種多様な生物が誕生しています。
そして地上ではオゾン層が形成され、生物が陸上へと進化できる環境が整い始めました。
天変地異の原因は火山活動に由来するものと言われ、三葉虫など海中の古代生物60%が絶滅します。

約3億6000年前/デボン紀(魚の時代)

植物が陸上し魚類の種類が増え進化繁栄したデボン紀。
初めての両生類が誕生します。
天変地異の原因は、大規模な気候変動とも言われていますがはっきりとはしていません。
生物の80%が絶滅しました。

約2億5000年前/ペルム紀

両生類から爬虫類と哺乳類に繋がる生物が誕生します。
上陸した植物は、胞子から養分を蓄えながら拡散できる種子によって地上に広がり始めます。
植物が増えたことで酸素濃度が高くなった地球。
生物の進化と大型化が進み2mを超えるムカデやヤスデ、70㎝のトンボなど、特に昆虫は巨大化していきました。
しかしペルム紀後半、地球史上最大規模の大量絶滅と言われる天変地異が起こります。

それは2段階で起こったようです。
超大陸パンゲア(世界の6つの大陸が繋がって一つになった)の出現で、地球の磁場が乱れ始め地磁気が逆転を繰り返すようになりました。
地球が宇宙線を直接受けないようにする役目のあった、地磁気のその働きが弱まったことで、宇宙線は地球に大量の雲を作り出し太陽光を遮り始めます。
1段階目の大量絶滅は、そのために起きた地球の寒冷化によるものと言われています。
それまで温暖な環境にいた生物の60%は生き延びることが出来ませんでした。
2段階目に起きたのは、大規模なマントルの上昇(スーパープルーム)による火山噴火です。
噴き出したマグマの高さは時には2000mにもなり、この巨大噴火は100万年続いたとも言われます。
寒冷化から一変、今度は急激な温暖化と乾燥化が進みました。

この2つの天変地異で海洋生物の96%以上、巨大昆虫を含む生物の90%以上の種が絶滅しました。

約2億年前/三畳紀

ほとんどの生命が絶滅して振り出しに戻った地球。
約5000万年の時をかけて少しずつ緑が蘇ります。
生き残ったわずかな種が新たに進化し爬虫類のなかから恐竜が誕生します。
しかしペルム紀で一つになった超大陸パンゲアがまた分裂を始め、地表の裂け目からは巨大マグマが噴出し極端な気候変動に、またも生物の半分が絶滅します。
まだ小型だった恐竜のいくつかも絶滅しますが、生き残った恐竜は大型が進み勢力を拡大していきます。

約6600万年/白亜紀(恐竜時代)

約1億4000万年繁栄し続けた恐竜時代に終止符をうったのは、地球に衝突した巨大隕石でした。
衝突した巨大隕石の凄まじいエネルギーは、地球にどんな影響を与えたのでしょうか。

衝突の影響で広範囲にわたり地震が起こり、地殻がめくれ上がって広がる地殻津波が発生。
大気は高温になりそれにより生物の大半は死滅しました。
岩石粒子が舞い上がり地球を覆い太陽光を遮り、今度は気温が下がり寒冷化します。
この急激な気温の変動で恐竜を含む70%の生物が絶滅した、と言われます。

生命の進化は私たちへ

幾度となく起こった天変地異。
火山の威力、隕石の衝撃、私たちに繋がる哺乳動物はそんな壮絶な環境を生き延びてきました。

それは彼らが弱かったことにあります。
恐竜から身を守るため普段から地中暮らしをしていたこと。
温血で体毛があるためこの気温の変動を乗り越えられたということ。
それらが幸いして生命は私たちに繋がれました。

また恐竜の子孫は現在その姿からワニのようにも思いますが、研究の結果から恐竜と鳥類にはたくさんの共通点がみつかっており、最近では恐竜の子孫は鳥だというのが新常識になっています。
ということは、恐竜は絶滅したのではなく一部の獣脚類(鳥類)が生き残り、現在の鳥へと進化したことになります。

恐竜の子孫がこんな身近に生きていたと思うと不思議な感動を覚えます。

白亜紀の大量絶滅を乗り越えた哺乳類は、恐竜がいなくなった新しい世界の主役になっていきます。
体の大きい物、小さい物。肉食、草食。
水中、陸、木の上など適応しながら進化し広がっていきました。

私たちの祖先にあたる霊長類は約7000万年前には誕生していたといわれているので、まさに白亜紀の大災害を乗り越えたことになります。
体も小さく固い体を持たない彼らは、恐竜から身を守るため脳が発達していったのかもしれません。
その後、原猿類と呼ばれる原始的な猿が誕生します。
そして学校で習ったダーウィンの進化論であるように人類へと繋がっていきます。

しかしこのダーウィンの進化論でいう人間の進化には不思議な点がいくつかあるので、また別の機会に調べたいと思います。
(こちら→宇宙人が関与していたかもしれない⁈人類起源と古代文明の謎)



人類の未来に待ち受けるもの

生命が誕生してから地球は何度も死の星になっています。
しかしこの死の星をいち早く蘇らせる生命はいつも植物でした。
海から一番最初に上陸したのも植物です。
そしてこの植物がなければ酸素も作られないので、生物は生きていけなくなります。
それなのに人類は、この何年もかけて蘇らせた山や森の木々を伐採し切り開いています。
天災以外で自然を破壊するのは地球史上、人間だけです。

これまでの天変地異をみても分かるように、大量絶滅を境にその生態系の頂点が変わっています。
今日私たち人類はかつての恐竜がそうであったように、この地球の生態系の頂点に君臨しています。

しかし現在、世界各地では異常気象が起こり眠っていた火山が目覚め、どこかしらの大地が揺れています。
いつの時代にも終末論が囁かれ、人々はみな今か今かと不安と恐れを抱いています。

例えばこの宇宙この地球に何らかの意志があるとするならば、その意志こそがこれまでの天変地異を起こしていたとするならば、これまでの生物絶滅にも1億4000万年続いた恐竜を滅ぼしたことにも意図があったのでしょうか。

そうであるなら、私たち人類にも同じ未来が待っていないとは誰にも言いきれません。
そして現在人類は、自らが作った核兵器によって自らを滅ぼしてしまう可能性もあります。
しかし死の星になった地球を時を経て植物はまた蘇らせていくことでしょう。
生態系が変わりあの大きな恐竜が私たちの身近にいる鳥に姿を変え進化したように、私たち人類の子孫もその姿を変えまた進化していくのでしょうか。
そもそも映画のなかの産物としてしか思えない恐竜が、爬虫類から進化しこの地球に確かに存在したのです。
進化の過程に何が起こるか、こればかりは本当に「神のみぞ知る」です。

しかし私たち人類は本能で活動する恐竜とは違います。
宇宙に繋がる思考と意志、愛をもっています。
人類の意識が宇宙と繋がり大きな存在に同調していくことで、たとえ定められたシナリオであってもその結末を書き換えることが出来るかもしれません。

人類にとっての未来は良くも悪くも、私たち一人一人の心の内にあるように思います。

 



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