いまも記憶に新しいノストラダムスの終末予言やマヤ暦の人類滅亡説。
ノストラダムスの大予言では1999年7の月、マヤ暦では2012年12月21日、世界は終わるのではないかと騒がれました。
しかし今も人類は存続していて、私たちの世界は続いています。
長きに渡り語り継がれてきた予言は、幸いにも外れました。
では、ノストラダムスやマヤの予言とは、一体何だったのでしょうか。
こういった予言には必ず、太陽や月、星座など惑星の配列が関係します。
ノストラダムスは占星術師でしたし、マヤ暦の基になるのは宇宙のリズムです。
この両者に共通するもの。
それは、宇宙のサイクルを予見していたということです。
歳差(さいさ)運動
歳差運動を知っていますか?
私は覚えがないのですが(^_^;)小学校で習うようです。
調べてみると、これまたよく出来た、宇宙の設計図にワクワクします。
地球は、北極点と南極点を結ぶ中心を軸に、自転しています。
肉団子の中心に串を差して、その串を軸に肉団子がグルグル回っている状態です。
この軸を地軸といいます。
地軸は約23.4度の傾きで、太陽の周りを公転しています。
地球儀を見るとよく分かると思いますが、少し斜めに倒れています。
この傾きがあるおかげで、地球には四季が訪れます。
出典:https://blog.miraikan.jst.go.jp
地球は一日(24時間)をかけて自らを一回転させ、一年(365日)をかけて太陽の周りを一周しますが、そこにはもう一つある運動が加わります。
それが歳差運動という、回転運動です。
コマでいうと、コマを勢いよく回した直後のコマの軸は垂直なので、上先端は一点を回っています。
けれど、速度が弱まるとコマの軸はだんだんと斜めに傾きます。
そうすると軸の上先端部は、大きな円を描くように振れていきます。
この斜めに傾いたときに起こる、軸の現象を歳差運動といいます。
地球のサイクルで地軸の歳差運動に大きく関連するのが、春分点の移動です。
春分点は、地軸の歳差運動によって、黄道12星座を円を描くように移動していきます。
そのサイクルは、約26.000年。
1つの星座を約2.200年ずつかけながら移動していきます。
一年サイクルで訪れる暦の上での春分の日、私たちが受ける宇宙のエネルギーは、個々の生命、個人に対する太陽の影響力でした。(詳しくは太陽が人に与える影響力!を見て下さい😊)
2000年単位で移動する春分点では、春分点がある星座の守護惑星の影響を強く受けます。
その影響力は広く深く、それは個人レベルから地球規模まで、1つの時代が変わるほどに大きなものです。
現在、地軸は魚座から水瓶座へとその指標を変えました。
まさに2200年ぶりの大移行です。
ギザのピラミッドとスフィンクス
ギザの三大ピラミッドとそれに隣接するスフィンクスは、世界でも最も古く、エジプトのシンボルとも言える建造物です。
一般に古代エジプト王の墓として知られていますが、本当は何のために造られたのか、またどうやって造られたのか。
科学が発達している現代においても、未だちゃんとした解明はされていません。
何か不思議なものを探っていくと、たどり着くのはいつも宇宙の存在です。
それはピラミッド、スフィンクスにおいても然りで、ここにも宇宙のサイクルは隠されていました。
宙を流れる天の川を、地球(エジプト)を流れるナイル川と符合させてみます。
すると位置関係からギザの三大ピラミッドは、その配列や大きさなどが、オリオン座のベルトと言われる三ツ星と、ピタリとリンクします。
ピラミッドは、通常4面の三角形から出来ていますが、クフ王のピラミッドは、8面の三角形が合わさって出来ています。
普段は分かりにくく4面のように見えるのですが、年に2回だけその姿をハッキリと見せてくれる日があります。
太陽が真東から昇り、真西に沈む春分と秋分の日です。
古代から春分と秋分は、大切な節目だったことが分かります。
スフィンクスは人の顔に獣の身体という個性的な姿をしています。
これは水瓶座のシンボル、水瓶を持つ少年ガニメデスの顔に、獅子座のシンボル、ライオンの体を合体させたもので、12星座のなか水瓶座とその対角線上に位置する獅子座を表しています。
そして、スフィンクスの視線に水瓶座と獅子座が入るとき、地球では大変動がもたらされるといわれています。
そのサイクルも歳差運動と同じ、26.000年。
水瓶座と獅子座で分けると、13.000年周期です。
スフィンクスの目線は、春分点を示しているのですね。
地球の歳差運動を現す、古代のモニュメント。
大がかりな仕掛けで、水瓶座と獅子座の時代を知らせる意図とは何だったのでしょうか。
一説に、フォトンベルトがあります。
フォトンとは光の粒子で、素粒子の一つ。
フォトンベルトは、銀河系内に存在する、光の粒子からなるドーナツ状の帯をいいます。
非常に高い振動数で、銀河のなかでも最も高い波動エネルギーに満ちた領域です。
そしてその領域に入る全てのものは、高次のエネルギーにより浄化と進化が促されます。
私たちの太陽系は、約13.000年の周期でフォトンベルトへ突入し、そのなかを、約2.000年をかけて通過していきます。
その周期に当たるのが、水瓶座と獅子座の時代だと言われています。
水瓶座では主に精神性や魂といった人の本質が、獅子座では大地や動植物など、主に地球の本質が強く揺り動かされます。
恐竜が絶滅した時期、レムリアやアトランティスが消滅したとされる時期も、この周期に当たるようです。
絶滅したとされる恐竜は、一部の獣脚類は生き残り、現在の鳥へと進化しました。
人類にとっては、この恐竜の滅亡と進化の過程は、地上で繁栄していくうえで好都合です。
地球での主導権が爬虫類から哺乳類、そして人類へと移行していきました。
さて、長きに渡り、王の墓としてカモフラージュされているピラミッドですが、そこには、壮大な意図と叡智が隠されていました。
星の位置関係や太陽の軌道を正確に知り、寸分の狂いもなく地上に現す高度な技術。
宇宙人の建造物と言われる人も多くいますが、私もその方がしっくりときます🤭
最近になって政府は、これまで否定していたUFOの存在を認め始めています。
UFOが存在するということは、地球外生命体も居るということですよね。
宇宙人のピラミッド建造説も、あり得る話です(^^)
時代は魚座から水瓶座へ
時代背景は、主に春分点、またサブ的要素の秋分点が黄道12星座のなか、どこに位置するかで見ることができます。
それぞれの星座には、それぞれ守護する惑星があり、時代はその惑星の特徴を色濃く映し出します。
キリスト生誕から2020年、地球は魚座の時代でした。
ちなみにキリストのシンボルマークは魚で、ギリシャ語でイクトゥスといいます。
英語ではジーザスフィッシュ、クリスチャンフィッシュとも呼ばれます。
なぜ魚のモチーフなのか。
その大きな理由の1つに、やはりイエスが生まれた時の春分点が魚座にあったことが関係しています。
それでは、これまでの魚座時代の特徴をみてみましょう。
魚座の守護星は海王星です。
海王星の象徴は、
- 夢想
- 無意識
そんな海王星の影響を強く受ける、魚座時代のキーワードは、
- 理想
- 共感
- 信仰
- 奉仕
- 自己犠牲
- 共依存
- 誘惑 など。
そして、サブ要素の秋分点は乙女座で、守護星は水星です。
水星の象徴は、
- 知性
- コミュニケーション
乙女座のキーワードは、
- 完璧
- 知識
- 努力
- 分析
- 固定観念
- 批判
- 実務能力 など。
魚座時代の特徴は、何と言ってもピラミッド構造です。
権力を持つ者から成る、ピラミッド社会。
常に支配と従属が伴う、階層社会だった時代。
金や物に価値を置き、それにより人々は束縛されました。
その一方で、金銭ではない奉仕の精神性は、人徳の高さと評価されます。
行き過ぎた信仰心は宗教観の壁を作り、それが争いの火種を生みます。
植え付けられた社会の理想、そんな見えない大きな仕組みのなかで、私たち人類は、夢を見続けていたのかもしれません。
そして、時代は水瓶座へと移行しました。
どんな時代になるのか、予見してみましょう。
水瓶座の守護星は天王星です。
天王星の象徴は、
- 変革、改革
- テクノロジー
そんな天王星の影響を強く受ける水瓶座時代のキーワードは、
- 個人主義
- 自由
- 独創性
- 自立
- 博愛
- 解放
- インターネット など。
秋分点は獅子座で、守護星は太陽です。
太陽の象徴は、
- 使命
- 自我
太陽の影響を強く受ける獅子座のキーワードは、
- 主観
- 自主性
- 遊び心
- 寛大
- 自己表現
- ロマン
- リーダーシップ など。
こうやって、魚座と水瓶座、2つの象徴やキーワードをみると、かなり真逆の印象です。
水瓶座の時代は、社会の枠組みや束縛に意味がなくなり、個性と自由が尊重されます。
組織は個人の自立の基に、同じ価値観、同じ興味をもつ者のコミュニティへと変わります。
科学は物質的なものから精神的なものへと発展していき、これにより目に見えなかった世界がリアルに体感できるようになります。
奉仕は人類全体への博愛の意識となり、自分を本当に救える者は自分自身という、本来のスピリチュアル性に気付きます。
うやむやにされていたことが、はっきりする。
これまでの曖昧さが、明確になります。
その為、今まで信じてきた古い価値観や常識をぶっ壊す、そんな出来事が起こるのです。
人類の意識と価値観を根底から変えるパンデミックは、まさにその1つです。
気づく人は気づくでしょう。
人類の意識の進化を。
時代が変わりゆくことを。
そして一度進化した私たちの意識が、過去に戻ることは決してないのです。
地球の覚醒
この宇宙の全ての本質は、循環と進化にあります。
全てはサイクルのなかで、進化を促されます。
人類にとっての本当の進化とは、
- 本来私たちに備わる霊力を、肉体をもったまま自由自在に使いこなせる。
- 本質を思い出し、地球から宇宙へと意識を拡大していく。
それは悟りであり、目醒めです。
私たちの本質は5次元のエネルギーです。
ですが、物質優位の3次元の波長に意識が合っていると、そこに気づくことがなかなかできません。
水瓶座の時代と言われ始めた昨今、世の中にスピリチュアルブームが起きています。
それも人類の意識の変化、進化が起こるタイミングなのでしょう。
人類が肉体をもったまま次元シフトできる、チャンスのときです。
並木良和さんは、
- 人類が試みる次元シフトは今回で5回目。
- 人類は、このチャンスを幾度も失敗してきた。
- 1つ前は、26.000年前に消えたレムリア時代。
と言われています。
地球は、3次元を象徴する惑星です。
3次元を体験したかった私たちの魂には、とても好都合な場所でした。
しかし宇宙のサイクルのなかでは、地球も進化を促されています。
これまでもタイミングは何度もありましたが、人類と同じく失敗に終わっています。
惑星の次元上昇には、そこに棲む者の意識が強く関係します。
何より人類の精神性、創造力はとても重要なのです。
ですが、今回の地球の決意はこれまでとは違います。
「何が何でも次元上昇する」
と決めていて、それを妨害するようなエネルギーがあるなら、全身全霊で抵抗するというのです。
この地球の覚悟と、目醒めを選ぶ人の意識で、パラレルワールドでは、
- 次元シフトした5次元の地球
- これまでの3次元の地球
この2つの世界が創造されました。
そしてそれに伴い、人類の意識も2極化していきます。
この2つの世界に優劣はありません。
ただ自分が信じる世界へと、シフトしていくだけです。
同じ地球に居るのに3次元と5次元、違う次元に生きると言われても、なかなか理解しがたいことですが、それでも向いている意識の次元が違えば、お互いの世界が交わることはないのです。
人類は滅亡するのではなく、新たなステージへと移行します。
自分の身に起こることに、社会や環境など外の世界は関係なく、全ての責任は個人の選択の上にあります。
人類と地球にとって大きな進化となるこの節目を、この世界で体験できたことは、とてもラッキーなことだと私は思うのです。
もしも、この変革の渦中に人生が終わったとしても、そこを選んで生まれてきた私たちの本質には必ず意味があったのです。
地球とともに過ごした体験が、私たちスピリットのこれからの進化に繋がっていくことを願います。
最後までお読み下さり、ありがとうございました💗
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